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9/10(木)~12(土)「〈特別な場所〉を届けるーめぐりなおし」のご案内

日時:9月10日(木)~12日(土)午後~夕方
(※雨天・荒天時中止、都合により実施場所が変更になる場合があります。)


【実施スケジュール】
9/10(木)…茨木市中心部(茨木市役所、阪急茨木市駅、南茨木駅、岩倉公園など)
9/11(金)…茨木市中部(郡山公園、茨木IC、耳原古墳、追手門学院大学など)
9/12(土)…茨木市山手台エリア周辺


今年のHUB-IBARAKIの作品、永井寿郎さんの《FIXATIF 2020-特別な場所》に関連する最後の活動として、「〈特別な場所〉を届ける―めぐりなおし」を市内各所で実施します。

《FIXATIF 2020-特別な場所》は、市内各所の屋外空間でおこなう短時間のドローイングパフォーマンスと、その痕跡を捉える写真作品の発表の組み合わせで成立する作品で、今年の3月からこれまで茨木市内の計11か所でパフォーマンスをおこない、完成した写真作品をソシオ茨木ビルで随時発表しました。

プロジェクト期間前の計画では、市内全域のリサーチを経て100か所以上の制作場所の候補地がありました。しかし、公的な手続きや交渉の限界と新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ほとんどの候補地で作品制作が実現できなかったという経緯がありました。

改めて《FIXATIF 2020-特別な場所》の作品制作とそのプロセスを見直すために、制作が実現した写真作品と実現しなかった場所のリサーチ写真を見られる装置を自転車に乗せて、これまでに訪れた市内各所を永井さんが自ら巡り直す取り組みをこのプログラムで実施します。

また、プロジェクト期間中に直接出会えなかった市民の方々との対話交流を、この機会におこなうことも狙いです。先月に市内2か所で実施したお宅訪問をしてのドローイングパフォーマンスに続く、新型コロナウイルスの影響を受け止めての企画です。永井さんが市民のみなさんに直接届けに行く「特別な場所」に、ぜひ触れていただければ幸いです。

ABOUT

HUB-IBARAKI ART PROJECT

「HUB-IBARAKI ART PROJECT」は、「継続的なアート事業によるまちづくり」を目的に、大阪府茨木市で実施するアートプロジェクトです。茨木市に暮らす人々が、アート作品・作家との交流を通して、アートの本質的な魅力である「表現の豊かさ/美しさ」「探求心」に触れて、その体験をそれぞれの日常の中へ還元していくことのできるアートプロジェクトを目指します。