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8/22(土)第2回〈特別な場所〉を届ける@F様宅

日時:8月22日(土) 10時00分~11時00分
場所:F様宅(茨木市山手台新町)
発表形態:子どもたちとの共同制作


山手台に関しては、
新旧が地層の様に積み重なった街並みを気に入り、
当初、永井の撮影希望として複数箇所提案していました。

結局その提案は全て却下されたのですが(笑)、
この様に違った形で実現出来て大変喜ばしく思っています。

さて、今回のお届け先では小さい御兄弟と一緒に絵を描いたのですが、
まずその二人の体の型を地面に映す事から始めました。

というのも私にも二人子供がおりまして、その経験上・・・
このくらいの可愛い頃って、親は概ね忙しい時期だし、実際大きくなるのも早いしで、
「あっ」と言う前に終わっちゃうんです!

今回の経験が少しでもご家族の思い出に刻まれれば幸いです。(永井)


新型コロナウイルスによる活動再開後に企画した新たなプログラム「〈特別な場所〉を届ける」では、プロジェクト期間のラスト2か月の間に2種類の活動をおこないます。まず一つ目の活動を、8/22(土)の午前と午後に2回実施しました。

この活動では、永井さんのドローイングパフォーマンスのために、ご自宅などの所有地のご提供と共同制作が可能な方を、7月下旬から8月上旬にかけて茨木市内で募集しました。[募集時の内容は下記をご覧ください]

新型コロナウイルスによる活動中断の影響により、一部中止となった永井さんのドローイングパフォーマンスの分を補うことと共に、市民との交流活動やワークショップの実施に従来の方法だと規制や制限が生じる中で、「直接自宅に届けに行く」という発想での実現可能性を模索することが大きな目的としてありました。現状の社会やアートの課題に向き合う役割を担うアートプロジェクトとして、臨機応変に対応するひとつのモデルを提示できたように思います。

今回、快く制作場所のご提供と、共同制作にご協力くださった2組のご家族に、心より御礼申し上げます。

ABOUT

HUB-IBARAKI ART PROJECT

「HUB-IBARAKI ART PROJECT」は、「継続的なアート事業によるまちづくり」を目的に、大阪府茨木市で実施するアートプロジェクトです。茨木市に暮らす人々が、アート作品・作家との交流を通して、アートの本質的な魅力である「表現の豊かさ/美しさ」「探求心」に触れて、その体験をそれぞれの日常の中へ還元していくことのできるアートプロジェクトを目指します。