トークシリーズ

「場づくりについて考える#02」

名古屋の港まちをフィールドにこれまで活動してきた「Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]」の共同ディレクター、吉田有里氏と青田真也氏の二人をお迎えし、第2回目となる「場づくりについて考える」トークシリーズを開催します。
名古屋港エリアでまちづくりの活動と連携し、展覧会やスクールプログラム、空き家の再活用を行ってきたアートプログラム「MAT, Nagoya」や、同じく二人がプログラムディレクターを務める名古屋市の文化事業である「アッセンブリッジ・ナゴヤ」のアーティスト・イン・レジデンスや地域アーティストのためのスタジオなど、これまでのまちなかで継続的に行ってきた活動について紹介いただきます。
「HUB- IBARAKI ART PROJRCT」では、現在、茨木市の山間部を中心にリサーチを行うなど、年度末の発表に向けてプロジェクトを進行中です。同時に、茨木市のまちにアートの実験の場を生み出し、将来的に活動拠点を形成していくことを射程に入れた活動を展開すべく、他地域での先駆的な活動から場づくりについて考える勉強会などを実施しています。2回目となる今回のトークシリーズでは、ゲストのお二人の取り組みからアートが生まれる現場を生み出す場のつくりかたを学び、創造活動拠点が果たす役割について考えたいと思います。

開催日

2024年 11月4日(月・祝) 15:00-17:00

会場

市民総合センター(クリエイトセンター)1階 喫茶・食堂
〒567-0888 大阪府茨木市駅前4丁目6−16

アクセス

JR茨木駅から東へ徒歩10分、阪急茨木市駅から西へ徒歩12分
MAP

参加費

無料(要申込
申込はこちら→ HUB-IBARAKIトークイベント申込フォーム

定員

30名

ゲストスピーカー

Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]、アッセンブリッジ・ナゴヤ ディレクター
[吉田有里(アートコーディネーター)、青田真也(アーティスト)]

進行・聞き手

内田千恵(HUB-IBARAKI ART PROJECT ディレクター)
雨森信(HUB-IBARAKI ART PROJECT アドバイザー)

お問い合わせ

(公財)茨木市文化振興財団  TEL 072-625-3055

ゲストプロフィール

吉田有里
1982年東京都生まれ。名古屋市在住。Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]共同ディレクター、アッセンブリッジ・ナゴヤ共同ディレクター/名古屋芸術大学准教授
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程芸術学専攻修了(芸術学修士)
2004-2008年BankART1929スタッフ。2009–2013年あいちトリエンナーレのアシスタントキュレーターとして、まちなか展示の会場を担当。アートプロジェクトやフェスティバル、アートセンターにおけるコーディネート、企画、運営を専門とする。

青田真也
1982年生まれ。アーティスト、Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]の共同ディレクター、アッセンブリッジ・ナゴヤ共同ディレクター。主な個展に「Shinya Aota 2014」(青山|目黒、東京、2014)、「Solo Exhibition」(Hebel_121、スイス・バーゼル、2017)「青田真也|よりそうかたち」(Breaker Project、大阪、2018)など。主なグループ展に「あいちトリエンナーレ2010」(愛知、2010)、「日常/オフレコ」(KAAT神奈川芸術劇場、2014)、「MOTアニュアル2014」(東京都現代美術館、2014−2015)などがある。
http://www.shinyaaota.com

Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]
名古屋の港まちをフィールドにしたアートプログラム。名古屋港エリアでまちづくりを推進する「港まちづくり協議会」が母体となり、旧・文具店を再生した「Minatomachi POTLUCK BUILDING」(港まちポットラックビル)を拠点に、現代美術の展示やスクールプログラム、空き家を資源として活用する「WAKE UP ! PROJECT」など、約10年間さまざまなプログラムを展開してきた。
https://www.mat-nagoya.jp/

アッセンブリッジ・ナゴヤ
音楽と現代美術のフェスティバルとして、名古屋の港まちを舞台に2016年よりスタート。2015年度から2020年度は、港まちにある公共空間や空き家を会場に、これまでの歴史や人びとの暮らしに向き合いながら、アーティストとともに展覧会やコンサート、イベントなど多様なプログラムによるフェスティバルを毎年開催。2021年度からは「アーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence)=AIR」を中心とした、新たな活動を始動。港まちを舞台にアーティストや表現者がまちに滞在し制作や活動を行うことで、まちや人びとが芸術と出会いつながりながら、新たな文化が育まれていくことをめざしている。
https://assembridge.nagoya/2021-/

今回のトークは、茨木市立ギャラリー企画展44、Barrack(古畑大気+近藤佳那子)による「Funny boneと移動する日常」との連携企画です。
トーク会場となるクリエイトセンター1階 喫茶・食堂のほか、茨木市立ギャラリー、福祉文化会館の展示もぜひご覧ください。

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