トークシリーズ

「場づくりについて考える#03」

映画『北本ビタミン B』は、2008年から2012年まで、埼玉県北本市にて展開されていたアートプロジェクト「北本ビタミン」の軌跡を追い、その活動が地域に何をもたらしたのかを探るドキュメンタリーです。 上映後のアフタートークでは、制作者の屋宜初音(やぎはつね)さんをゲストに、聞き手にはアートメディエーターのはがみちこさんをお迎えし、アートプロジェクトと地域との関わりやその結節点となる場所、人々に残っていく記憶など、そこから多様に波及していくことについて考えます。

日時

2025年 3月29日(土) 上映会 14:00-15:10/トーク 15:20-16:30

会場

市民総合センター(クリエイトセンター)1階 喫茶・食堂
〒567-0888 大阪府茨木市駅前4丁目6−16

アクセス

JR茨木駅から東へ徒歩10分、阪急茨木市駅から西へ徒歩12分
MAP

参加費

無料(要申込)
申込はこちら→ トーク申込フォーム

ゲスト

屋宜初音(暮らしの編集室)

聞き手

はがみちこ(アート・メディエーター/京都市立芸術大学 芸術資源研究センター)

進行

雨森信(HUB-IBARAKI ART PROJECT アドバイザー)

お問い合わせ

(公財)茨木市文化振興財団  TEL 072-625-3055

ゲストプロフィール

屋宜初音
沖縄県出身。2023年東京藝術大学国際芸術創造研究科修了。
北本市のまちづくりチーム「暮らしの編集室」に所属する傍ら、ライターやアートマネージャーとしても活動する。文化芸術とまちづくり、2つの分野に片足ずつ突っ込みながら、暮らしと芸術の関係を観察中。

『北本ビタミン B』とは
埼玉県北本市で開催されていたアートプロジェクト「北本ビタミン」の10年後を追った、72分のドキュメンタリー映画です。 2008年~2013年にかけて開催された「北本ビタミン」。今はプロジェクトを運営していたほとんどの人が北本を離れ、活動もありません。『北本ビタミン B』は「北本ビタミン」の関係者に話を聞き、当時の資料を見つめながら「北本ビタミン」がどんなプロジェクトだったのか、どんな人が関わって何を考えていたのか、アートプロジェクトが終わることとは一体何が終わることなのか考察を試みています。

はがみちこ
岡山県真庭市生まれ。2011年、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。2021年より京都市立芸術大学芸術資源研究センター非常勤研究員。2011年から10年間、京都市文化市民局の「東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)」事務局(現・一般社団法人HAPS)に勤務し、相談窓口、アーティスト向け物件マッチング等の事業及び総務を担当した。並行してフリーランスのアート・メディエーターとしての活動もおこなう。個人での主な企画・コーディネーションとして「國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト」(2017~)、菅かおる個展「光と海」(長性院、Gallery PARC、2019)など。『美術手帖』第16回芸術評論募集にて「『二人の耕平』における愛」が佳作入選(2019)。共著に『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』(橋本誠・影山裕樹編著、千十一編集室発行、2021)。