HUB-IBARAKI ART PROJECT 2022 作家公募
「HUB-IBARAKI ART PROJECT」では、次回のプロジェクト(2022年4月より開催予定)に参画していただく作家を公募します。
茨木のまちの個性・特性を独自の解釈で表現した、意欲的な作品発表の提案をお待ちしております。
公募からプロジェクト実施までの流れ
受付期間
2022年1月5日(水)~2月22日(火)
・提出書類・資料一式を、持参または郵送で事務局に提出(締切日必着)
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選定作家決定
2022年3月上旬
・審査員による厳正な選考を経て作家を決定
・選考結果は応募者全員に通知し、選定作家は公式サイトにて発表
・2021年3月中に主催者と顔合わせ。
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プロジェクト実施期間/作品発表
2022年4月~9月下旬
・公募で提出された作品構想を基に、主催者と作品発表および活動の内容、プロジェクト全体の構成およびスケジュールの検討
・プロジェクトの構成に沿って、発表作品の制作および関連イベントの準備
・期間中に作品の発表をおこなうと共に、作品の制作過程を活用した関連イベントなどを茨木市内で実施
※ 新型コロナウイルスの状況やその他の都合により、スケジュールが変更する場合があります。
募集要項
【テーマ】
茨木のまちとアートの新たな関係を取り結ぶ
パブリックを拡張するアートプロジェクト
【プロジェクト実施のキーワード】
1.パブリック(公共)の場でおこなう作品制作・発表およびプロジェクト全体の活動を通じて、茨木のまちへの多様な考え方・解釈を提示する。
2.長期間のアートの取り組み(プロジェクト)を通して、 茨木で生活、活動するあらゆる人々に対してアートを「知る・楽しむ・遊ぶ」機会を創出し、「発見・探求」の体験を促進する。
3.あらゆる人がアートに触れられる機会と、アートとまちづくりの双方に新たな展開を創出できる作品発表の手法および場所を開拓する。
4.プロジェクトの取り組みを通じて、茨木で生活、活動するあらゆる人々、地元団体・組織との交流・連携を促進する。
【募集人数】 1名(グループでの応募も可)
【応募資格】
国内でアートの創作活動をしていること(個人/グループ・ジャンル・年齢不問)
【制作補助費】 80万円
実行委員会と締結する作品制作・設置に伴う業務委託契約をもって、制作補助費を支給します。
作品制作費、交通費、滞在宿泊費、運送費、設営費など、作品制作、発表・展示およびリサーチ活動に関する全ての経費に利用できます。なお、プロジェクトの公式フライヤーの制作などの広報に関する費用、主催者側が指定する関連プログラムに関する費用は含みません。
総額80万円を超える経費については、作家の負担とします。
【作品規格】
素材、形態を問わず、作品を発表・展示する形式を原則としますが、その事前プロセスを活用した表現や取り組みも含めることを推奨します。
作品の発表・展示は、茨木市内でおこなうこととします。屋内屋外を問わず、茨木市内で発表することに意義のある作品をご提案ください。(発表・展示場所の希望があれば、作品構想に記載してください)
【応募予定者向けオンラインプロジェクト説明会】
応募を検討されている方を対象とした説明会を、Zoomを使ったオンライン形式で2回実施します。
公募の概要及び過去のHUB-IBARAKIの活動についての説明をおこない、公募に関する個別の質問にもお答えします
日時:2022年1月21日(金)19:00~20:30、1月22日(土)19:00~20:30
※参加希望の方は、1/20(木)までにメールにてお名前と参加日を本文に記入の上お申込みください。
bunkashinkou@city.ibaraki.lg.jp
選考について
2022年2月中に審査員による厳正な選考をおこない、選定作家を決定します。選考結果は応募者全員に通知するとともに、選定作家を公式サイトで発表します。
【選考基準】
1.提案した作品構想を確実に遂行できる、実績とスキルがあるか
2.提案した作品構想に、現代の表現として独創性があるか
3.提案した作品構想が、実行可能な方法・計画で立案されているか
4.提案した作品および、制作過程やイベント等に、「まち」や「市民」との交流の可能性を感じられるか
5.提案した作品構想に、公共の環境やプロジェクトの動きの中で様々な制限が生じた時に、変更・調整の対応ができる柔軟性があるか
6.提案した作品構想が、プロジェクトのテーマ、キーワードに沿ったものであるか
※ 公共の場での発表となるため、政治的 / 宗教的 / 性的 / 暴力的 / 営利的等の表現、法令、公序良俗に反する画像、文字等を使用した制作プランについては、選考の対象外となる場合があります。
【審査員】
木村 光佑(版画・彫刻家、京都工芸繊維大学名誉教授・元学長、茨木美術協会会長)
雨森 信(Breaker Projectディレクター、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)
平田 剛志(美術批評)
はが みちこ(アートメディエーター、京都市立芸術大学芸術資源研究センター非常勤研究員)
山中 俊広(HUB-IBARAKI ART PROJECTチーフディレクター、インディペンデント・キュレーター)
プロジェクト参画について
【サポート内容】
○ 制作補助費80万円の支給
○ 広報サポート(WEBサイト、SNS等での情報発信、プレスリリース発行、公式フライヤー制作など)
○ 作品制作および発表・展示方法、イベント等の提案・実施サポート
○ 茨木市民、茨木市で活動する文化関係者・団体とのコミュニケーションの仲介サポート
○ プロジェクト終了後の記録集の制作(2022年度末に発行予定)
【選定作家に課せられる要件】
○ 2022年4月から、茨木市内にて作品制作・発表のための活動を始めること
○ リサーチや作品制作のため、積極的に茨木市に滞在または訪問すること
○ 事務局と対話、協働しながら、作品制作および発表、関連イベントを進めること
○ 作品制作の過程を随時一般公開し、その中で積極的に茨木市民および関係者との交流機会の創出に努めること
○ プロジェクト実施期間中に開催する、トークショー、ワークショップ等関連イベントの実施に協力すること
○ 2022年9月下旬までに、完成した作品を茨木市内で発表・展示する機会を設けること
【作品制作・発表に関する注意事項】
○ 新型コロナウイルス感染拡大防止のための茨木市のイベント開催ガイドラインを遵守して、事務局と共に全ての内容を検討・調整し、実施することとします。
○ 作品の内容・形態、その発表方法や展示場所は、公募時に提出された作品構想を基に、事務局と調整しながら進めることとします。場合によっては、それらの変更をお願いすることがあります。
○ 作品の制作にあたっては、展示中の作品の破損・劣化、会場施設の破損、対人・対物事故の無いようにご留意ください。主催者は作品の取り扱いには万全を期しますが、輸送および展示中を含め万一の事故に対する責任は負いかねますのでご了承ください。
○ 展示終了後は、会場を作品設置前の状態に現状復帰していただきます。ただし、主催者および設置施設の管理者の承認を得た場合はその限りではありません。
○ 本プロジェクトで発表した作品の著作権は、作家に帰属するものとします。 ただし、出版物やホームページ等、広報物への掲載に関する権利については、プロジェクト期間及び発表期間の終了後も主催者に対して許諾するものとします。
応募方法
募集期間内に、下記の書類を事務局まで郵送または持参してご応募ください。なお、応募点数は1名(1組)につき、1点とします。応募書類は原則として返却しません。(※「3. 過去の活動資料」の返却をご希望の際は、切手を貼付した返信用封筒を同封ください。)
【提出書類・資料】
1.応募用紙
公式サイトより所定の書式をダウンロードして、必要事項を記入してください。
2.作品構想
最大A3サイズの用紙に、作品、発表方法および現地での活動の構想をプレゼンテーションしてください。(書式、枚数不問)
3.過去の活動資料
経歴書、過去の作品記録等を、A4クリアファイル20ページ以内にまとめてください。映像、音声データがある場合は、DVD1枚に10分以内で収録して添付してください。
【応募申込先/お問い合わせ先】
アートを活用したまちづくり推進事業『HUB-IBARAKI ART』実行委員会 事務局
〒567-8505 茨木市駅前三丁目8-13 茨木市役所南館8階 茨木市市民文化部文化振興課内
bunkashinkou@city.ibaraki.lg.jp
072-620-1810(直通)
Q&A
Q1.「プロジェクト実施期間/作品発表」の「2022年4月~9月下旬」について、「2022年4月から、茨木市内にて作品制作・発表のための活動を始めること」、「2022年9月下旬までに、完成した作品を茨木市内で発表・展示する機会を設けること」とありますが?
A1.3月上旬に作家が決定した後、4月~9月までの6か月間をプロジェクトの活動期間と設定しています。その間には公募で提出された作品構想を基に、事務局と共に活動スケジュールや展示場所、関連イベントなどを検討する、準備の過程も含みます。最終的には作品を発表する形式となりますが、その発表期間も全体のスケジュールや作品の形式などを考慮して調整・決定します。
Q2.テーマ「茨木のまちとアートの新たな関係を取り結ぶ パブリックを拡張するアートプロジェクト」に具体的なイメージはありますか?
A2.キーワードとして自由に解釈していただき、パブリックという概念を考えるための表現方法や、アートを介した茨木市や茨木市民とのコミュニケーションの作り方について、ユニークな提案をお待ちしています。また、募集要項の「プロジェクト実施のキーワード」や選考についての「選考基準」、公式サイトの過去のプロジェクト活動実績もご参照の上、テーマの解釈に新たなアプローチが示唆されるものを推奨します。
Q3.制作補助費の80万円に制約はありますか?
A3.申込書に予算概算を記載していただきますが、作品の制作に必要なものであれば基本的には自由に使っていただいて結構です。また、その中に自らの報酬も含めていただいて構いません。
制作費の支払は、業務委託契約を結び、一括で80万円を作家の口座へ振り込みます。なお、作品制作に関わる経費が80万円を超える分は自己負担となります。また、広報やアーカイブ作成に関する経費は、別途予算を確保しております。
Q4.作品の展示会場の候補はありますか?
A4.公募段階で提示する会場候補はありません。公募で提出された作品構想を基に、事務局と作家で話し合いながら茨木市内で会場を探し、決定していくこととしています。作品構想の中に、屋外や屋内、市内の特定の場所など、希望する会場の範囲を記載いただいて構いません。現実的な構想のほか、可能性を探るような構想でも構いません。
Q5.ギャラリースペースまたは劇場・ホールは茨木にありますか?
A5.市立ギャラリーと市民ギャラリーがありますが、あまり大きな空間ではなく、長期間使用することもできません。劇場・ホールは茨木市内に3か所ありますが、他の利用希望者との調整となります。共に利用時には使用料が発生する場合があり、その際は原則として制作費からのお支払いとなります。
Q6.選考結果が公表されるのはいつですか?
A6.3月上旬に選考会を開催し、結果は速やかに発表します。
Q7.制作費以外にどんなサポートがありますか?
A7.作品制作段階ではディレクター・事務局によるサポートがあります。これまでのプロジェクトでも、技術的に作家自身ではできない制作作業や地元の人とのコミュニケーションの場の提供などのサポートをしています。応募要項の「サポート内容」に記載しています。
Q8.期間中の関連イベントは全て作家が決定しますか?
A8.メインの作品プランを軸に、ディレクターや事務局と一緒に考えて実施していく方針です。バトンタッチトーク(前回の作家とのトークショー)や、座談会(市民の人やアートに関わる人々とアートについて語り合う)など、定例的に実施されているプログラムもいくつかあります。
Q9.展示中、作品保険はかけられますか?
A9.主催者側では作品に保険をかけることはいたしません。ただ参加者が多いイベントなどでは、主催者側でイベント保険をかけることがあります。
Q10.説明会に参加していなくても応募は可能ですか?
A10.説明会の参加可否に関わらず、どなたでもご応募いただけます。ご不明な点はお気軽にお問合せ先までお尋ねください。